高橋酒屋さんのこと

地域情報

今回は、大崎市鳴子温泉川渡駅前の高橋酒店(タカハシのタカは、梯子のタカです。)のことを記したいと思います。この酒屋の五代目である高橋佳弘さんは、たいそう芸達者な方で、歌は歌うしギターも弾くしおまけに絵や書道もやるといった具合です。コンサートは鬼首(地名)の「鬼の蔵」で開催したり、新澤酒造店の酒蔵でしたり、或いはまた、純米の会(新澤酒造と純米の会は後に詳しく書きたいと思います。)の会場で歌ったりと数多く演奏してきました。また、店に行くと手書きで、素敵な一升瓶のラベルが書いてもらえるサービスもしています。記念品として誰かに日本酒を送りたい時に利用してください。(2週間ほど時間がかかります)

この高橋佳弘さんが2000年から取り組んでいるのが「純米吟醸 雪渡り」で知られる日本酒の企画です。「雪渡り」は新澤j醸造店に生産を委託している訳ですが、高橋佳弘さんと新澤巖夫さんは、宮城県古川高校の剣道部の先輩と後輩にあたりその縁で仕事をされているそうで、新澤さんは東京農大に進学して発酵の勉強をされたそうで、家を継いでから品質向上に常に努めてきました。 確かに製造は新澤酒造に委託はしていますが、水は鳴子温泉花渕山の伏流水、米は地元川渡の蔵の華で造っています。蔵の華は、青年会や消防団でお付き合いのある中鉢利彦さんにお願いしてして作ってもらっています。

「雪渡り」が縁で歌が生まれたと言うエピソードについても少し書かせてもらいます。高橋佳弘さんの「雪渡り」への想いとそれをサポートする純米の会の有り様に触発されて高橋忠史によって書かれたのが曲「雪渡り」です。その後 「友酔」 「川渡食堂」「幸せは涙色」などの曲が生まれました。

さてこうしてみると、お酒1本つくるのに人のつながりは欠かせないものですが、それが形に成ったのが「純米の会」です。会では毎年2月第2土曜日に新酒の発表会を開きます。今年の新酒の出来具合が報告されて、その後新酒の飲み会へと続きます。年齢も職業も違った人達が一堂に会してお酒を飲みかわすのです。後日会員には雪渡り一升瓶2本と、その年その年に企画したお土産をお渡ししています。今まで20回、20年続けて来られました。

最後に高橋佳弘さんから次のようなメッセージを頂きましたので、ここに掲載します。         ーーー「純米の会の皆様を初め日頃からお世話になっている皆様、「雪渡り」、「友粋」御愛飲の皆様、この場を借りして改めて感謝申し上げます。ありがとうございます。今後とも宜しくお願い致します。」ーーー高橋佳弘さんのこの気持ちがどうぞ雪渡ります様に、と言う駄洒落で今回は、締めくくりたいと思います。

高橋忠史さんのフェイスブックhttps://www.facebook.com/tadashi.takahashi7902

高橋忠史さんのメールアドレス singsong@nippon.email.ne.jp

こちらは高橋佳弘さんの友人の三塚和将・るみ御夫妻が開いているお店です。

門前喫茶店Norah https://ja-jp.facebook.com/norah.coffee/

雪渡り
お土産 ハート型升
お土産 雪渡りキーホルダー
お土産 版画家 大野隆司デザインの酒屋さんの前掛け
蔵の華その1
蔵の華その2
〒989-6712 宮城県大崎市鳴子温泉坂ノ上138

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